「加西三坂」、遠坂峠・舟坂峠・釜坂峠、3つの峠を巡るルートの総称であります。
ゆくゆくは、淡路の柏原山や六甲山を上ってみたいと考えていますが、まずはこの「加西三坂」を走破してみようと思い、早速今日走りに行ってきましたが、舟坂峠の途中で道を間違え、「笠形林道」に進入。
なまじ悪路も走れるシクロクロスだった為、ある程度のところまで進んでしまい引くに引き返せず無理やり走破。
一旦145号線に戻るも、またまた道を間違えて再度、笠形林道の続きに進入。これも何とか走破。
砂利満載の最悪の路面状況でアップダウン。
上りでタイヤが空転したり、下りで左右フルブレーキング&左足で地面に踏ん張ろうとしているのに減速しないような場面が多々あり、落車しないかヒヤヒヤしながら走りました。…というか実際に危ない場面が何回かありました。
上りの方は、意地で一度も足をつく事なく走りきれましたが、下りの方は、余りにも制動が利かない所は、降りて歩きました。
下りで路面状況最悪なのに減速できないとか、死亡フラグでしかないでしょう…。
コースレイアウトや風景は凄く好みですが、コースの殆どが舗装されてないのが唯一にして最大のネック。
もう、二度と走りに来る事はないかもしれません。
■369号線~遠坂峠~34号線




田舎道が走っていて気持ち良い369号線&34号線。
一発目の遠坂峠は、それほど距離もなく、序の口と言った所か?
■舟坂峠


34号線の脇から逸れるように舟坂峠へ。
道が狭く、あまりガードレールもないので、スリルがあります。
画像・右の左に曲がっていく道が笠形林道への始まり。
実はこのポイントは分かれ道で、写真から見切れていますが案内板の右にも道があり、そちら側が本来行くべき舟坂峠のルートだったのですが、勘違いして道を間違えてしまいました。
■笠形林道


最初は舗装されている路面が続き、走りやすかったです。
この舗装区間で、キツネらしき動物の後ろ姿を見ました。
まさに大自然真っ只中を走ります。


しかし、途中から舗装区間が終わり、荒れた路面が続きます。
ここでは斜面を駆け上がるシカを見ました。
流石に色んな動物が生息しています。


途中、開けた場所に到着。
笠道の石碑があり、休憩も兼ねてここで風景を撮影します。


再スタート。とにかく路面状況が酷い。
画像・左の様な石ころがごろごろ転がっています。
この状況の中、ヒルクライム。
路面を掴めず空転するタイヤ。


そんな酷道区間をヒーコラ言いながら頑張って進んでいくと、舗装区間が復活!
今までが今までだっただけに、走りやすい路面に感動。
アスファルトの上を走るという喜びを、タイヤが路面に食いつくと言う贅沢を噛み締めながらダウンヒル。




しかし、トチ狂った僕ちゃんは、再び笠形林道の第二ステージへ進入。
せめて釜坂峠は走って帰りたいと思って進入したルートが、まさか笠形林道だったなんて…。
ちなみに釜坂峠は、笠形林道・第一ステージが終わったところが、まさに釜坂峠だったみたいです。アホすぎる…。
これまたヒーコラ言いながら走破。
下りきって23号線まで出てこれた時は、涙が出そうでした。
上でも述べたように、もう二度と走りに来る事はないかもしれません。
路面的に、ここはマウンテンバイクの領分でしょう。
■関連リンク
・林道笠形線-第1区間 (YouTube)・林道笠形線-第2区間 (YouTube)※笠形林道の動画ですが、自分のルートの逆から進んでいますので、参考程度に。